バンフ紀行2

Yo3202005-07-21


さて、バンフ紀行の続きということでバンフの街並みや観光名所について書いていきましょう。バンフはカナダのロッキー山脈に中にある街で街としてはかなりこじんまりとしている。カルガリー空港からバスで2時間。結構離れている。バンフ行きのバスはいろいろなところが出している。カナダはさすがに高緯度にあるためこの時期だと夜10時ぐらいまで明るい。10時頃に夕日を見るのはなんか変な感じだった。それに山岳地帯なので温度差が激しい。昼間は半袖でもいいくらいだが、夜は10度以下になるほど寒くなる。研究会で半袖だけで来ている人がいたが正直辛いだろうなと思った。

バンフ大通りを中心にお店が並んでいるところは全て歩いている範囲にある。さすがに観光名所だけにお土産を扱う店が多い。あとはアウトドア系の店やウェスタン系の店もある。バンフはカルガリーと近いだけにウェスタン系も強いみたいだ。あと食事どころもたくさんあって毎回何処に行こうか迷うぐらいだ。バンフは日本でも人気なのか街中で非常に多くの日本人を見た。それにバンフで働いている日本人も多いみたいでそこら中で日本語が使えた。だから海外にいるのにあまり海外だって感じがしなかった。

さすがにカナディアンロッキー周りを見渡すと山ばかりだ。けどなんか日本で見るのとはなんか違う感じがする。出来ている岩の質が違うのかな?近くにはスキー場もあるみたいで冬も活気付いているようだ。街にはボウ川が流れていてなかなか綺麗。川沿いの散策道を少し上っていくとボウ滝に出る。滝と言ってもあんまり落差はないが、それでもなかなか迫力がある。ボウ滝から少し山側に上っていくとバンフスプリングホテルに出る。これがなかなかカッコいい。第一印象はまるでお城のようだ。中のラウンジでコーヒーを飲んだが、なかなかクラシックな感じがしてすごくいい。値段がさすがに高いが、次にバンフに来る機会があったらぜひ泊まりたいね。

研究会のエクスカーションとしてレイクルイーズまでのバス旅行をした。レイクルイーズはバンフから1時間ほどのところにある。氷河に雪解け水で出来ているため湖の色がエメラルド色をしていて非常に綺麗だ。ここはハイキングの場所としても有名らしい。研究会に参加していた人達の多くはレイクルイーズから少し山を登っていくハイキングに出かけた。しかし我々はそれについていくだけの体力がなかったので彼らが帰ってくるまでレイクルイーズで待つことにした。時間があったのでレイクルイーズ周辺を散策したがそれでも結構距離がある。あとは近くのホテルシャトールイーズで休憩。ここもバンフスプリングホテルと同じフェアモント系列だ。ビクトリア調の作りでこちらもなかなか綺麗。こんなところに泊まれる人達がうらやましいよ。エクスカーションの帰り際、通り雨にあった。それが通過した後、綺麗な虹が見えた。しかもちょっと珍しい副虹も見える。なんか得した気分だ。

今回は研究会がメインなので観光はあまりできなかったがそれでもバンフの街を楽しめたと思う。今度は観光で来たいね。夏のバンフも良いけど冬にスキーをしに来るのも良いかも。