Readme

ボスが帰ってきた。体調は完全ではないが、仕事はやる気満々だった。なにせ約1週間分の仕事が溜まっているのだから。
 ここ数日私は今使っている計算コードの説明書(Readme)を作っていた。それはこのコードを共同研究者に使ってもらうためだ。もともとこのコードは富山大の小出さんが作ったものなのだが、小出さん自身はこのコードを誰かに使ってもらうということを考えていなかったようだ。そのためコードはある意味ユーザーフレンドリーではない。もちろんReadmeファイルなんていうのもないのだ。私もそうだったのだが、特に最初に見た段階では一体何をやっているのか理解するには相当時間がかかるだろう。そのためちょっとでも理解しやすいようにコード内に説明を加え、さらにReadme ファイルを作った。コードの中身を100%理解できなくてもいいからとりあえずちゃんと走らせられるといいのだが。