ポツダム観光

Yo3202006-07-27


 相変わらず暑い日が続いています。ベルリンで泊まっているホテルにはエアコンがないのでかなり寝苦しくて辛い。いらないと思ったんだけどな。

 さて、先週土曜にベルリンへ移動する前にポツダム観光をしてきました。

 ポツダムでまず行くべきところは前回の写真で紹介したサンスーシ宮殿。ここはプロイセンの王だったフリードリッヒ大王の夏の居城である。宮殿内は意外に小さいのだが、なかなか見応えがある。サンスーシ宮殿にはガイドツアーでしか回れないので混んでいる時期だとかなり待たされることもあるそう。そんなことを聞いていたので私達は案内の始まる9時直前に行ったのだが、それでもそれより前から待っている人達がいて、40分ほど待ちになってしまった。そしてここで偶然なのだが、ベルリン、ポツダム周辺にあるほとんどの宮殿を自由に回ることができるプレミアムチケットを買った。このチケット、値段はそこそこするが、それでも3つほど回ったら余裕で元が取れそう。ポツダム、ベルリンをじっくり観光する人なら正直言ってかなりお得だろう。そして注意すべきはこのチケット、サンスーシ宮殿でしか売っていないらしい。サンスーシ公園内には他にもちょこちょこっと離宮や古い建物がある。じっくり回っていたらここだけでかなりの時間がつぶれるだろう。私はサンスーシ宮殿の他に風車小屋や新宮殿(Neues Palais)に行ってきた。

 サンスーシ公園内を観光した後、ポツダムでもう一つ有名なツェツィーリエンホーフ宮殿に行ってきた。サンスーシ公園はホテルから歩いても行ける距離にあったが、ここツェツィーリエンホーフ宮殿はちょっと遠いところにあるのでバスを使って行った。ツェツィーリエンホーフ宮殿はホーエンツォレルン家の王子ヴィルヘルムが住んでいたところなのだが、第二次世界大戦末期に行われたポツダム会議の会議場となった場所で知られている。宮殿内にはそのときに写真やアメリカ、ソ連、イギリスの代表者達が過ごした部屋などが公開されていた。日本はドイツ同様敗戦国として今後の処遇を議論され、この宣言を受諾する形で敗戦となった。なんか不思議な気分だった。写真はその建物を撮ったもの。この宮殿の一部は古城ホテルとして使うこともできる。一度はこんなところで泊まってみたいね。

 あと、ポツダムの感想だが、今まで行ったドイツの街に比べてかなり閑散とした感じがした。街中には東ドイツ時代の建物も見られ、ベルリンの隣街でありながら、まだまだ発展してないんだろうなと思った。街中には結構アンティークのお店が目に付いた。売っているものはヨーロッパアンティークから旧東ドイツ時代のものまで幅が広かった。じっくり探したら面白いものが見つかったかも。

 次からはベルリン編を書きます。