GLASTシンポジウム
先週、スタンフォード大で行われたFirst GLAST Symposiumに参加してきました。
GLASTは次世代ガンマ線観測衛星でアメリカ主導の元、国際共同で開発されている。いよいよ今年には打ち上げるということでそれを使ってどんな研究ができるかというものを議論するために開かれた研究会だ。
GLASTには二つの観測機器が乗るのだが、そのうちの一つであるGBM(Gamma-ray Burst Monitor)をうちのグループがメインで開発している。その関係でうちのグループのほとんどの人がこの研究会に参加した。
シンポジウムの内容は太陽からダークマターまで幅広い分野の人が参加してなかなか興味深い話が多かった。
うちのグループ以外にもこのシンポジウムには私の共同研究者がたくさん来ていたので、いろいろと今後の共同研究に関して直接話ができた。やっぱりメールや電話でのやり取りより、直接会って話をする方がいいわ。あと、私の友人を含め日本からもたくさんの人が参加していた。この方々といろいろ話できたのも良かったな。
残念だったのはあんまり観光ができなかったことだな。スタンフォード大の中は少し散歩しただけ。Palo AltoのダウンタウンやSan Franciscoにも行きたかったな。仕事できているのだから仕方がないのだが。
今回の研究会で次の研究に向けて方向性も定まった。GLASTのプロポーザルも出すだろうし、頑張って研究しよう。