共同研究

 今週頭にNSSTCに来ていたDutanがドイツへ帰った。短い期間だったが、付きっ切りで数値流体力学の基礎を教え込み、私のコードの説明もしたから彼女の私のコードへの理解はかなり上がっただろう。それなりの初期条件も設定し、具体的な共同研究への足がかりもつけた。今回の滞在はそれなりに良いものになったのではないかな?

 この間、私も一般相対論モデルの初期条件をかなり改良した。コロナ領域の取り扱い、トーラス状の降着円盤の取り扱いも出来るようにした。トーラス状の降着円盤のモデルはいろいろあるが、とりあえず出来たのは1つだけ。今後、他のモデルも加えてバリエーションを増やしていく予定だ。

 論文のなるならないは別として、他の人達がやってきたシミュレーションを自分のコードで再現するのは自分のコードと他の人達のコードとの差(違い)を理解する上でよいものになるだろう。

 今日から先日私が訪れたUAのHardee氏がNSSTCに来ている。明日、Gergia State UniversityのOsterman氏がNSSTCコロキウムでジェット関係の発表をする。彼女の話を聞きに来たのが一つの理由だ。あとは、私との共同研究の話。こっちの仕事はあまり進んでいないのでちょっと心苦しい。