MPIA訪問

Yo3202006-07-13


 ドイツからこんばんは。昨日からドイツ出張に来ています。

 今は、一つ目の都市ハイデルベルグ。ここは昨年も訪れた街である。そして今回の訪問も同じ理由。MPIA(Max-Planck-Institut fur Astronomie)にいる共同研究者Fendt氏と研究について議論するためである。

 丁度この時期、いろいろなところから訪問者が来ているときで同じ日に何個ものセミナーが入っていた。その一つのセミナーに参加したのだが、時差ぼけで半分ぐらいしか内容が追えなかった。発表者とは昨年のミシガンの研究会で会ったはずなのだが名前を忘れてしまった。

 MPIAのある山の麓の方には同じマックスプランク研究所付属のMPIK(Max-Planck-Institut fur Kernphysik)がある。ここには、ボスの共同研究者Kirk氏がいて、昨日少しだけ会って話をした。そしてMPIKには我々の共同研究者であるYele大のCoppi氏、そしてイスラエルからLyubarsky氏が来ていた。Lyubarsky氏とは以前千葉大の研究会で会っているし、私の共同研究者のHardee氏の友人(共同研究者)で、メールで何度か議論したことがある。まさかこんなところで会えるとは思っていなかったからびっくりした。やっぱり大きい研究所は違うのかな?それとも皆ワールドカップ目当てで来ていたりして。

 丁度この時期、MPIAもMPIKも建物の改装工事をしていた。MPIAの方では玄関前にプレハブ小屋を建てて、そこの部屋で研究している人がたくさんした。もちろん電源もネットもちゃんと建物から引いている。プレハブの部屋は不便なのかなと思ったらこっちにだけクーラーが入っているらしく建物の部屋よりも快適なんだそうだ。ドイツではほとんどの季節でクーラーがいらないのだが、今年は暑いらしく窓を開けて仕事をしているが、ちょっと辛い。私自身も夏でもドイツは寒いと思って長袖を多めに持ってきたが、かなり失敗だったと思う。

 写真はハイデルベルグの旧市街からハイデルベルグ城を撮ったもの。やっぱりこの街はいいね。街は綺麗だし、食事もビールも美味しいし、いつかこの街に住めたらいいなと思う。